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chkntfs――起動時のドライブチェックの設定を行う:スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門
これまでのこのコーナーではUNIX/Linuxと同じようでいて少し異なる共通に使えるコマンドを中心に紹介してきた。現在は、UNIXに存在しないWindows特有のコマンドを解説している。今回はchkntfsだ。
chkntfs――起動時のドライブチェックの設定を行う
UNIX/Linuxでは「なし」
Windows起動時にチェックを行うドライブの指定をする。Windowsがインストールされているドライブなど、OS起動中にchkdskでリカバリできないドライブのチェックを行える。エラーがあれば、chkdskで修復もできる。コマンド名にntfsが含まれるが、NTFSだけではなく、FAT32にも対応している。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
/D | chkntfs /D | 起動時に、すべてのドライブをチェックし、エラーの発生したドライブは、chkdskで修復を試みる |
/X | chkntfs /X c: | 指定したドライブをチェックしない。使用例では、Cドライブのチェックを行わない |
/T:秒数 | chkntfs /D /T:30 | チェック開始までOSの起動を停止する秒数を指定する、使用例では30秒遅延の後、チェックを開始するように設定している |
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